事例

電動シリンダーテクノロジーを使用した無人廃水処理施設

処理施設を無人化するには、日常プロセスを完全に自動化することが不可欠です。 デンマーク、ホルベック自治体にある比較的小規模な廃水処理施設2ヶ所でもプロセスが完全自動化されており、LINAK製電動シリンダー合計19台が汚泥床の汚泥量の自動調整に使用されています。

スヴィニンゲとギスリンにある無人処理施設の責任者、 キム・スコフ・ハンセン氏は、ホルベック自治体、レイレ自治体およびロスキレ自治体の廃水処理を担当するFORS A/Sの生産技術者です。 この処理施設は、日常プロセスの観点から見ると無人です。しかし、キム・スコフ・ハンセン氏は施設を週数回訪れ、システムが正常に運転しているか確認しています。 LINAK製電動シリンダーを使用すれば、あらゆる問題が一切起こりません。

以前はエアシリンダーソリューションを使用していたのですが、さまざまな問題が常に起こっていました。 このシステムはメ点検・ンテナンスが必要で湿気を取り除かなければならないのですが、 これを時々忘れてしまい、水が溜まってしまうのです。 電動シリンダーは頻繁にメンテナンスや点検を行う必要がないので、この施設により適したソリューションだと言えます。」とスコフ・ハンセン氏は語ります。

 

自動バルブ調整

スヴィニンゲとギスリンの処理施設では各種電動シリンダー LA36 が、主に汚泥床の汚泥量調整に使用されています。 電動シリンダーがナイフゲートバルブを1日1回開放し、汚泥床に廃水処理施設から出た余剰汚泥が放出されます。 スコフ・ハンセン氏は、次のように説明します。

バルブの開放は、固定サイクルに従って自動で設定・実行されます。 しかし、時には固定サイクルで決められている開放時間よりも短くまたは長くバルブを開放する必要があります。 このような場合、助手と共に評価を行います。その後、必要に応じて開放サイクルを調整するのですが、これもリモートアクセスを通してコンピューターから簡単に実行できます。

汚泥床は、余剰汚泥が床に放出された後、徐々に水が履けていき、汚泥だけが床に残る仕組みになっています。 10~11年に1度、溜まった汚泥を床から排出し、汚泥の蓄積プロセスを新たに始めます。 また、床への汚泥放出を時折停止し、汚泥を乾燥させることが重要となってきます。 放出を停止する間、スコフ・ハンセン氏が行うのは電動シリンダーの決められた開放頻度機能を無効にすることだけです。

電動シリンダーテクノロジーを使用した無人廃水処理施設汚泥床には、余剰汚泥が毎日放出されます。
 
 

電動シリンダーの利点

スコフ・ハンセン氏は、ナイフゲートバルブ19個をエアシリンダーから電動シリンダーに交換したことに、非常に満足しています。

個人的には、電動シリンダーは便利だと思っています。 メンテナンスも必要ありません。 LINAK 電動シリンダーを5年間使用していますが、今まで問題が起こったことはありません。 最初こそコントロールボックスの調節が必要となりましたが、それ以降はすべてが完璧に稼働しています。」 

スコフ・ハンセン氏が管理する処理施設3ヶ所には、現在のソリューションを電動シリンダーに交換することでメリットがあるエリアがまだまだ存在します。 

Fors A/Sが他のエリアでもLINAK 電動シリンダーを使用する図が、簡単に想像できます。 LINAKの電動シリンダーは、現在空気式バルブを使用しているエリアに簡単に取り付けられますし、フランジやその他の部品もすでに設置されているので、後は単に管理の問題です。 電動ソリューションの使用により、バルブを換気しなくてもよくなるので、所員の手間も省けます。」とスコフ・ハンセン氏は締めくくります。

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