競合他社に先んじる
競争の激しいマリンボート業界は、品質、快適性、個性を求めるエンドユーザーの需要に支えられています。 ALFAB Auto-Marine Glazing Solutions社は、LINAK の電動シリンダーとモーターコントローラを採用し、自動垂直スライドウィンドウシステムソリューションを設計しました。このソリューションで、ラグジュアリーボートの窓のスムーズ制御を実現しています。
オーストラリアの家族経営のメーカー、 ALFAB Auto-Marine Glazing Solutions社は、メルボルンとブリスベンに拠点を構え、60年以上にわたり、国内のボート・モーターボディメーカーにオーダーメイドの窓とドアシステムを提供してきました。
ALFAB社は、研究開発、クラフトマンシップ、高級素材、国内外の用途の要件を満たすためのカスタマイズに大きな価値を置いています。
ボート窓の用途では自動化が進んでおらず、差別化と快適性の向上を求めるエンドユーザーの要望が高まっていました。そのため、ALFAB社は、船舶用のユニークなソリューションを提供することで市場のニーズに応え、競合他社に先んじることができる機会を得ることができました。
ALFAB社 は LINAK と長期に渡る関係を生かし、新しいシステムを作り上げました。この新しいシステムは、電動の垂直スライドウィンドウシステムで、ケーブルを接続するだけ(プラグ・アンド・プレイ)で簡単に使用でき、技術サポートのある、高品質の製品です。
効率とシンプルさを追求したデザイン
自動窓の設計では、スペースが限られており、電動シリンダー/電動アクチュエータを窓と壁のパーテーションの中に完全に納めることが決められていました。 LINAK はこの要件を満たすために、コンパクト設計の電動シリンダーLA29 を推奨しました。
ボートに関しては、スペースは贅沢なものです。 そのため、LA29のコンパクトなデザインと、性能、価格、取付でのメリットを組み合わせることで、最適なソリューションを提供することができました。
垂直スライドウィンドウシステムは、2 対 1 プッシュプル動作のケーブル駆動プーリーシステムによって自動化されています。
LA29 では、電動シリンダー1台用の TR-EM-208 シングルモータ制御ユニットが推奨されました。
ボート製造における自動化の未来は続く
LINAK の LA29 電動シリンダーは、ALFAB社の全ての自動化製品に採用されており、窓自動化の最新ソリューションを提供しています。 今後、ALFAB社は自動化を進めながら製品開発を継続し、スイングドア、スライドドア、オーニングウィンドウ、水平スライドウィンドウを組み込むための事業拡大を続けていきます。 ALFAB社は、エンドユーザーをアッと言わせる総合的な要素を提供するエンジニアリング製品を維持することを目指しています。
船舶用途の電動シリンダーソリューションや詳細情報についてはLINAK TECHLINEまでお問い合わせください。
ALFAB社 に関する詳細は同社の ウェブサイト をご覧ください。