現在の産業機械はさまざまな情報源から入手するデータフィードバックをもとに動作するため、機械の能力を最大限に活かすには構成部品が迅速にデータに反応する必要があります。 LINAK®の IC 電動シリンダー(ドライバー内蔵) なら、CAN J1939 / IO-Link /その他プロトコルのどれをお使いいただいても、機械や車両の動作を素早く簡単に実現できます。
通信プロトコルの概要と各種資料(ユーザーマニュアルや取り付けガイド)を以下でご覧いただけます。

CAN SAE J1939 は ECU(電子制御ユニット)で一般的に使用されている通信手段で、全てのメーカーに共通する言語を提供しています。 このプロトコルはスマートオートメーションに対応しているため、オフハイウェイ車両/荒地走行車両等に広く使用されています。 CAN bus対応電動シリンダーなら貴社製品の価値をさらに高めます。
CAN busに関する資料:
ソフトウェアバージョン1用 CAN busユーザーマニュアル
ソフトウェアバージョン3用 CAN busユーザーマニュアル
ご使用中の CAN busバージョンはこちら でご確認いただけます。

CANopen は CiA 301 規格に依拠した通信プロトコルで、鉄道、農業、大型トラック・バス、船舶、オフハイウェイ/ 荒地走行車両、ファクトリーオートメーション(FA)などの産業で使用されている主要ネットワーク・アーキテクチャです。
ソフトウェアバージョン1用 CANopen ユーザーマニュアル
CANopen の電子データシート(.edsファイル)

IO-Link とは、ポイント・ツー・ポイントの双方向デジタル通信(1:1の双方向シリアル通信)により、センサーや電動アクチュエータ/電動シリンダーをフィールドバスや Ethernet につなぐ国際規格で規定された産業用インターフェース(IO接続技術)です。 このネットワーク規格は旧来の3線式ケーブルでお使いいただけ、別途シールドは不要です。 双方向通信によりパラメータ設定・診断がスピーディに行われるため、産業オートメーションや包装機などの効率化させるとともに、ダウンタイムを減らします。
クイックスタートガイド

LIN BUS は CAN busを補足する経済的なプロトコルです。 ネットワークの全体的なパフォーマンスや信頼性は CAN busに劣るものの、ノンクリティカル・コンポーネント(運転席のシートや窓の電動調節など)に最適です。

Modbus は PLC に接続されることが多い FA システムでよく使用されているシリアル通信プロトコルです。 Modbus を使うことで、複数台の機器を同一のネットワーク上で簡単に接続・管理することができます。 Modbus 対応のシリンダーは産業オートメーションや追尾型太陽光パネルなどで使用できます。
Modbus に関する資料:
パラメータリストと概要

無料のBusLink ソフトウェア v1.20 をダウンロードし、電動シリンダーの設定や、サービスデータの確認にお役立てください。 基本機能についてはこちらでご確認いただけます。全ての通信プロトコルには固有の特徴・ガイドラインがあります。