無人車両や完全自動化された生産ラインは、もはやSFではありません。 このような車輌・設備は既に現実となっており、多くの業界がオートメーション化により、生産時間の短縮、作業効率の向上、安全性の改善を実現しています。
一方、効率的なオートメーションには、正確な制御は欠かせません。そのため、急成長を遂げる市場での制御システムをサポートするため、LINAK®は産業用のほぼすべての電動シリンダーで使えるCANopenコントロールを提供しています。
LINAK電動シリンダーの制御方法が広がりました
このプロトコルにより、LINAK 電動シリンダーで使える制御方法の数が増えています。 LINAKの電動シリンダーはオフハイウェイ車両や産業機械、各種無人車両など、幅広い機器でお使いいただけます。
「LINAK電動シリンダーでCANopenもお選びいただけるようになりました」と説明するのは、LINAKのビジネス開発マネージャーSoren Buckです。 「CiA 301 Standardをベースに開発されています。 そのため、極めて柔軟な電動シリンダーとなっています。特に、1つのプラットフォームで各種装置の部品を制御・管理するソフトウェアエンジニアにはそのメリットを実感していただけるでしょう」
CANopen電動シリンダーは位置制御に加え、ピストン位置、サービスデータ、各種診断データを通信してくれます。
優れた性能が実証済みのCANopen電動シリンダーシリーズ
Soren BuckはLINAKのソフトウェア開発チームと一緒に、CANopen電動シリンダーをさまざまな機械に取り付けて徹底的にテストしました。
「お客様と一緒に、オフハイウェイ車両やAGV、自動農業機械など、電動シリンダーが実際に使用されている機器や環境ですべてをテストしました」と語るのはSoren Buck。 「このテストは製品の微調整に役立ち、いくつかの問題も完璧に排除しました。 しかし、お客様が一番驚かれるのは、CANopen電動シリンダーが極めて簡単に取り付け・設置ができる点でしょう。 カチッとはめ込むだけで本当に簡単なんです」。
CANopen電動シリンダーでは、バッテリー残量や位置、速度、パフォーマンスステータスなど、あらゆるデータを表示できるように設定できます。 つまり、より細かな制御が可能になり、問題をより素早く解決でき、保守時間を短縮できます。
LINAK CANopenのオプションはLA14、LA25、LA33、LA36、LA37 電動シリンダーでお選びいただけます。 耐久性に優れた電動シリンダー LA36とLA37では、24 Vと48 Vもご用意しており、さらに選択の幅を広げています。
LINAK電動シリンダー やCANopenオプションに関する詳細は、LINAKのCANopenインターフェースのページをご覧いただくか、お近くのLINAKオフィスまでお問い合わせください。