この認定は、当社の気候目標が、パリ協定に沿って地球温暖化を 1.5°C に制限するために必要な脱炭素化のレベルと一致していることを確認するものです。
気候変動対策への取り組みの一環として、当社は以下の短期目標を設定しています。
- 2021年度を基準年として*、スコープ 1 および 2 の絶対温室効果ガス (GHG) 排出量を2029年度までに42%削減する
- 2021年度を基準年として、2029年度までに絶対値ベースのスコープ3温室効果ガス排出量を25%削減する
* 対象範囲には、バイオエネルギー原料由来の土地関連排出量および吸収量が含まれます。
これらの科学的根拠に基づく目標は、事業活動全体およびバリューチェーン全体における排出量削減に向けた明確かつ信頼性の高い枠組みを提供します。この承認は、当社のESGロードマップにおける重要な節目であり、持続可能な成長と環境への責任に対する継続的な取り組みを反映するものです。
SBTiによるこの承認は、気候変動対策の緊急性と、私たちが自らに課している説明責任の重要性を改めて示しています。私たちは低炭素社会の構築における自らの役割を認識し、その実現に向けて科学に基づく取り組みを進めています。
この承認は、本年早々に発表された初のLINAK ESG報告書に続くものです。報告書には、気候変動対策、倫理、労働環境、サプライチェーンに関する取り組みにおける持続可能性目標と進捗状況が概説されています。