今年初めに、多くの人が、オフィスのパーテションから食卓へと仕事の場を移し、子供やパートナー、ペット、ルームメートがいわば「オフィスの同僚」になった時、人間工学の視点は置き去りにされていました。 テーブルやアイロン台など、間に合わせの机をしつらえ時点で、在宅勤務は数週と思われており、半永久的に継続されるとは考えられていませんでした。
在宅勤務(テレワーク)はこれからも継続されるでしょう。 誰もが抱く1つの重要な問いは、「在宅勤務(テレワーク)でオフィスと同じ生産性を達成できるだろうか?」です。 これは従業員にとっても、雇用主である会社にとっても同じです。
この2部構成のポッドキャストでは、テキサスA&M大学学部長で准教授兼人間工学センター長のベンデン博士およびどうセンターのプロジェクトマネージャーで人間工学者のマーサ・パーカー研究員が、オフィスワーカーの在宅勤務への切替に注目した一連の研究から、いくつかの独自の新しい知見 を紹介しています。 極めて大規模なソフトウェア・データを取り入れた初の研究で、長期にわたり40,000人以上のオフィスワーカーの120のタイプの指標をモニターする調査が行われました。 さらに、在宅勤務(テレワーク)時の環境で、人間工学の側面を改善するためにできる対策も扱っています。
「業務をしているあなたの体は、スポーツ選手にたとえることができます。」と話すのは、ベンデン博士です。「パフォーマンスをピークに高めるには、これまでのオフィス勤務と同様の設備やツールを必要とします。 移動するたびにツールを取り替えたり、必要な設備をなしで済ませられるとは誰も思わないでしょう。 これはワークスペースについても同じです。 パフォーマンスのレベルを保つには、設備の移行もシームレスに行うことが必要なのです。」
在宅勤務(テレワーク)でも、生産性を高め、ベストのパフォーマンスを達成すると同時に、体の健康を守り、安全上のリスクを削減するためのコツやヒント があります。
最新のLINcastポッドキャストでは、ゲストから、人間工学の側面と健康を、どのように管理できるかをご紹介しています。