建設現場はある課題に直面しています。この業界で働く作業員が筋骨格障害を発症するリスクは、他の全ての産業で働く人よりも高いものになっています。しかし、人間工学を向上させれば、この問題を解決するのに役立ちます。人間工学を向上させる1つの方法は、LINAK電動シリンダーを採用し、電動伸縮式アクセスシステムをスムーズに出し入れし、キャビンへのアクセスをできるようにすることです。
米国の中小の建設会社の約90%が安全プログラムを導入していますが、人間工学に着目しているのはその1/3に過ぎません。米国の民間建設部門では、毎年4,600万ドルの収入および給与が損失していることを鑑みても、人間工学に優れたソリューションに投資することは意味があるといえるでしょう。
電動で調節可能なはしごにより、安全で人間工学に優れたキャビンの操縦
調節可能なはしご(または、その他の電動伸縮式アクセスシステム)により、はしごが伸縮し、安全に地上に近づけることができます。操縦者は、より安全かつ人間工学的に優れた方法で、目で足元を確認しながらキャビンに出入りすることができます。一歩目が地上に近い位置になるので、膝に無理な負担をかけることもありません。

作業環境の人間工学を向上させることにより、筋骨格障害による社員の欠勤日数を減らすことができます。イギリスでは、毎年660万日の欠勤日数で、合計46万9000人の労働力が筋骨格障害(新規患者および慢性患者を含む)により失われています。
このシステムにはいくつもの利点があります
企業経営者であれば、電動伸縮式アクセスシステムによるさまざまなメリットがあります。電動シリンダーはバッテリーで駆動するので、主エンジンが停止していても、はしごの高さ調節をリモートで操作できます。
さらに、高いところまで届くはしごがなければ、高い場所にあるキャビン入ることが困難なので、このシステムを盗難防止に使用することもできます。ISO 2867:2011の要件に従い、はしごはキャビン内に入るために完全に伸長した状態にする必要があります。
建設現場でも人間工学が大切です!
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