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ニュース 2016年11月14日

人間工学(エルゴノミクス)に基づいた生産ラインを検討する理由

人間工学を向上することで作業者の筋肉の疲れを緩和し、筋骨格障害の発症を防ぎます。

人間工学(エルゴノミクス)に基づいた生産ラインを検討する理由

生産ラインにロボットや各種機械を導入して難しいタスクを任せ、生産性を上げることができる一方、作業員が主要かつ重要な資源であり続けることは変わりがありません。そのため、生産ラインに人間工学を取り入れることが重要で、人間工学を無視した工場設計では、企業に却って多額のコストがかかることがあります。

米労働省の発表では、人間工学が整っていない環境と関連して発生した労災件数は、年間150~200億米ドルに上ります。2013年にフォーカスすると、これらの労災による欠勤日数は、総欠勤日数の約1/3に当たる38万600日でした。イギリスでは安全衛生庁が、筋骨格障害は年間100万の人に影響を及ぼしており、その直接的な原因は設計が良くないワークステーションによるものであると最近の研究で発表しました。

人間工学(エルゴノミクス)に基づいた生産ラインを検討する

これらの統計により、人間工学の研究が益々重要になってきていることは驚くに当たりません。人間工学に基づいた、よく考慮された設計は意欲と満足度を高め、最終的により高いパフォーマンスと生産性をもたらすことができます。

LINAKでは、生産ラインにある機器や装置の高さを従業員1人ひとりに合うように調節できるようにし、作業環境を人間工学に基づき向上させるよう、多様な電動昇降装置、電動アクチュエータ、コントロールボックス、コントローラーを提供しています。

結果:人間工学的により優れた環境を提供し、筋骨格障害の発症件数を低減し、欠勤率を低下させ、企業と働き手の両方に貢献しています。工場での人間工学に関する詳細はこちらをご覧ください。

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